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MEGAはiCloudより優れている?
MEGAとiCloudはどちらも人気のクラウドストレージサービスです。iCloudはAppleデバイス間でシームレスに連携しますが、MEGAは高度なセキュリティ保護によりクラウド上のファイルを安全に管理できます。この両者の違いを比較し、自分に最適なクラウドサービスを選びましょう。
MEGAとiCloud:概要比較
MEGAはセキュアなクラウドストレージ&ファイル共有サービスです。iOS/Android向けモバイルアプリとWebアプリを提供し、ユーザー制御型のエンドツーエンド暗号化(ゼロ知識暗号化)を特徴としています。アクセスの容易さにも重点を置いています。
一方、iCloudはAppleが提供する有名なクラウドストレージサービスです。文書、写真、動画、連絡先、メッセージなどのデータをiOS/macOSデバイス間でバックアップ可能。iCloudアカウント間でのデータ共有や、紛失時のAppleデバイス管理、データ復元も簡単に行えます。
このように、MEGAとiCloudは性質の異なるクラウドサービスです。iCloudはApple製品のコアサービスとして機能するのに対し、MEGAはブラウザ上でのWeb操作に強みがあります。さらに詳しい比較については、引き続き「iCloudドライブとMEGA」の比較記事をご覧ください。
MEGAとiCloud:料金プランとストレージ容量比較
ストレージ | 月額料金 | 年額料金 | |
---|---|---|---|
iCloud | 5GB | 無料 | |
50GB | ¥150 | - | |
200GB | ¥450 | ||
2TB | ¥1,500 | ||
MEGA | 20GB | 無料 | |
2TB | ¥1,623 | ¥1,354 | |
8TB | ¥3,248 | ¥2,708 | |
16TB | ¥4,873 | ¥4,062 | |
MEGA for Business | 3TB | ¥2,437 | - |
ご覧の通り、MEGAはiCloudよりも多くの無料ストレージを提供していますが、2TBプランはiCloudより少し高めです。ただし、iCloud 2TBの最大容量に対し、MEGAは最大16TBまで選択可能。さらにMEGAは年額払いを選択するとよりお得になります。また、複数のMEGAアカウントを管理することで、より多くの無料ストレージを簡単に確保できるのも特徴です。
MEGAとiCloud:機能比較
MEGA | iCloud | |
---|---|---|
最大ストレージ容量 | 16TB | 2TB |
最大ファイルサイズ | ストレージ容量上限まで | 50GB |
ファイルバージョン管理 | 完全対応 | 一部対応 |
帯域幅制限 | 無料版:10GB、有料版:月96TB | 月200GB/400GB/600GB |
暗号化方式 | エンドツーエンド暗号化 | 128ビットAES(クライアントサイド暗号化) |
対応OS | Windows/Mac/Linux/iOS/Android | Windows/Mac/iOS |
自動バックアップ | 不可 | 可能 |
二段階認 | 不可 | 可能 |
価格・容量・機能を比較すると、iCloudはストレージ容量が小さく、対応OSも限られています。しかし、128ビットAES暗号化と二段階認証を備えており、MEGAよりもセキュリティ面で優れています。そのため、Appleユーザーや写真・動画の保存が主な目的であれば、デバイス間のシームレスな同期が可能なiCloudが適しています。
一方、多くの個人/業務ファイルを様々なデバイスからアクセスできるように保存したい場合には、MEGAの方が優れた選択肢となるでしょう。
MultCloudでMEGAからiCloudへファイルを転送「最も簡単」
より大容量のクラウドストレージが必要な場合や、Appleデバイスとの連携を強化したい場合、MEGAからiCloudドライブへの移行が有効です。しかし、いちいちダウンロードとアップロードを行わずに、MEGAからiCloudなどのクラウドストレージへ効率的にデータを移行するにはどうすればよいでしょうか?
そのような場合には、専門的なクラウド間データ転送サービス「MultCloud」の利用がおすすめです。MultCloudを使えば、MEGAアカウント間でのファイル転送や、MEGAからiCloudへのワンクリック移行が可能です。人気のクラウドファイル転送ツールであるMultCloudは、洗練された安全なWebインターフェースを備えており、複数のクラウドサービスを一元管理できるだけでなく、データ損失のリスクなしにクラウド間転送が行えます。
「クラウド転送」でMEGAからiCloudドライブへ移行
ステップ 1:MultCloudのアカウントを作成してログインします。
ステップ 2:「クラウドを追加」ボタンをクリックし、MEGAアイコンを選択します。MEGAにログインしてMultCloudに追加します。同様の方法でiCloudドライブも追加してください。
ステップ 3:「クラウド転送」ページに移動し、転送元としてMEGA内のファイルやフォルダを選択、転送先としてiCloudドライブ内の場所を指定します。「今すぐ転送」をクリックすれば、データが即座にMEGAからiCloudへ移行します。
ヒント:
- 毎月5GBの無料データ転送量が利用可能ですが、それで足りない場合には、手頃な価格の有料プランでより多くの転送量と超高速転送が利用できます。
- 「スケジュール」機能で、毎日、毎週、毎月の自動クラウド間転送を設定可能です。
「コピー先」でMEGAからiCloudドライブへ移行
MultCloudの「コピー先」機能は、コピー元のフォルダとコピー先を選択するだけで完了します。一度に複数のフォルダをコピーする場合に最適です。
ステップ 1:MultCloudにログインし、MEGAとiCloudを追加したら、MEGA内のコピーしたいフォルダのチェックボックスをオンにします。上部メニューの「コピー先」をクリックします。
ステップ 2:ポップアップウィンドウで、コピー先のiCloudを選択します。「複数選択」にチェックを入れれば、複数の異なる場所に同時にコピーできます。
ステップ 3:ポップアップウィンドウの下部にある「はい」をクリックすると、選択したフォルダが指定した場所にコピーされます。
- クラウド転送:ダウンロードせずにクラウド間でファイルを自動的に転送します。
- クラウドバックアップ:別のクラウドにファイルをバックアップし、異なるバージョンで復元します。
- チーム転送:ビジネスクラウド間でサブアカウントをマッチングさせながらファイルを転送します。
- メール移行:一度に複数のメールと添付ファイルをPDFファイルとしてクラウドに移行します。
- イメージセーバー:Instagramやウェブサイト、Google検索から画像をローカルまたはクラウドに保存します。
まとめ
MEGAとiCloudは、それぞれ異なる強みを持つクラウドストレージサービスです。iCloudはAppleユーザー向けに最適化され、デバイス間のシームレスな同期と高いセキュリティ(128ビットAES暗号化)を提供します。一方MEGAは大容量ストレージ(最大16TB)とエンドツーエンド暗号化により、幅広いOS環境で安全なファイル管理が可能です。
価格面では、MEGAが20GBの無料ストレージを提供するのに対し、iCloudは5GBのみ。ただしiCloudの有料プランは比較的安価です。機能面では、iCloudが自動バックアップや二段階認証を標準装備する一方、MEGAは大容量ファイル転送や詳細なバージョン管理に優れています。
さらに、複数のクラウドサービスを同時に活用したい場合には、MultCloudの「クラウド転送」機能が便利です。MEGAとDropboxなどのクラウド間で柔軟なファイル転送が可能です。ご自身の使用環境(主なデバイス・必要な容量・セキュリティ要件など)に合わせて、最適なサービスを選択されることをおすすめします。
よくある質問
1.MEGAの50GBはいつまで使えますか?
オンラインストレージのMEGAでは、初回登録から30日間は無料で50GBの容量を使用できます。30日後は通常150の提供となります。
2.MEGAとiCloudはクロスプラットフォーム対応ですか?
両サービスともクロスプラットフォーム対応です。MEGAはWindows・macOS・Linux・iOS・Androidをサポートしています。iCloudは主にMac・iPhone・iPadなどのApple製品向けですが、Windows PCでもウェブインターフェースから利用可能です。
3.プライバシーとセキュリティの面ではどちらが優れていますか?
MEGAはクライアントサイド暗号化(ユーザーだけが暗号鍵を保持)を採用しているため、よりプライバシー重視と評価されることが多いです。iCloudも安全ですが、Appleによるデータアクセスの可能性について批判を受けたことがあります。
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