SugarsyncとDropboxは2つの有名なクラウドストレージサービスです。今回の記事は高性能のクラウドストレージ拡張機能ツールMultCloudを使ってァイルをSugarsyncからDropboxに移動・転送する方法を解説します。
オンラインストレージおよびバックアップサービスであるSugarSyncは欧米において人気が高いです。Dropboxは紹介する必要もなく広く使われている有名なクラウドストレージサービスです。Dropboxはファイルをオンラインで保存したり、同期したりするための最も簡単で強力サービスです。Sugarsyncは最初の30日間のみに有料プランを無料で試用できますが、引き続き利用するには料金を払わないといけません。Dropboxでは最初2GBの無料ストレージをユーザーが利用できるし、友人を招待することなどの工夫で20GBまでの無料ストレージを利用できます。そのため、SugarsyncからDropboxへ乗り換えしようと考えているユーザーも少なくありません。
Multcloudはマルチ機能のクラウドストレージ統合管理サービスです。2013年6月にリリースされた無料のWebサービスとしてMultCloudの認証システムはOAuthに基づいています。OAuthは、サードパーティのアプリケーションがユーザー名とパスワードを必要とせずに複数のクラウドサービスアカウントにアクセスできるようにする標準の認証フレームワークです。したがって、MultCloudはあなたのアカウント情報とパスワードを保存しません。
手順1. MultCloudを利用するにはまずアカウントを作成する必要があります。
手順2. MultCloudにサインインします。ホーム画面に「クラウド追加」をクリックし、右側のパーネルにDropboxとSugarsyncのアカウントをそれぞれMultCloudに追加します。
手順3. MultCloudのエクスプローラ画面にSugarsyncとDropboxのアイコンが見えます。SugarsyncのアイコンをダブルクリックしてSugarsyncを開きます。Dropboxに移動したいファイル・フォルダを選択してから右クリックします。ポップアップメニューに「コピー先」を選択します。次のポップアップウインドウにDropbox上のディレクトリをコピー先と選択してファイルをDropboxに複製します。
もう一つの方法はSugarsyncを開いて、移動したいファイルまたはフォルダを選択し、右クリックしてポップアップメニューに「コピー」を選択します。
Dropboxを開いて、ファイルを保存したいディレクトリに右クリックし、ポップアップメニューに「ペースト」を選択すると、ファイルのコピーが開始します。
上記のように、MultCloudを使用するとさまざまなクラウドストレージ上のファイルを管理し、作業をより簡単に行うことができます。MultCloudは、SugarsyncからDropboxへのファイルの転送や移動に加えて、ファイルのプレビューとファイルの共有も対応しています。MultCloudは、SugarsyncとDropboxに加えて、Googleドライブ、Box、Amazon S3、OneDriveなどの他の有名ななクラウドストレージサービスもサポートしています。