Android搭載のスマホで複数のクラウドストレージアカウントを管理することは可能ですか？今回の記事はAndroid用の最もシンプルなクラウドストレージ管理ツールMultCloud紹介します。
今日のクラウド時代には様々なクラウドストレージサービスがあります。パソコン、タブレットやスマホには、クラウドストレージのアプリでアカウントとその上のファイルを手軽に管理できます。特に今人々はパソコンよりもスマホにはるかに多くの時間を費やしています。ご存知のように、モバイルデバイスのストレージ容量は一般的にパソコンよりも小さいです。しかし、写真、ドキュメント、動画や音楽など日々増えているファイルをスマホに保存し、多くのアプリをインストールすると、ストレージ容量はすぐにいっぱいになりかねません。
クラウドストレージの導入はこの問題を解決するための最も効果的な手段です。サイズが大きくて頻繁に利用しないファイルをクラウドストレージに保存し、必要な時だけクラウドストレージよりアクセスすることで、スマホのストレージをうまく節約できます。ただし、多くのスマホユーザーは複数のクラウドストレージサービスを利用しています。そのため、複数のアプリをインストールする必要があります。クラウドストレージを切り替えたり、ファイルを複数のクラウド間で転送、同期したりするのは非常に不便です。すべてのクラウドストレージアカウントを一か所に取りまとめて管理するツールが必要となっています。
幸いなことに、このようなツールが開発されました。
ここではAndroidデバイスのスマホを例にとって解説します。
MultCloudは、Webサイトに基づくWebサービスであり、ブラウザーがあれば、ユーザーがどこでこどんな端末を利用してもアクセスして使用できます。MultCloudを利用して、複数のクラウドストレージを1箇所で統合管理できるだけではなく、クラウド間でデータの転送、同期なども行えます。それに、スマホにアプリをインストールする必要がなく、複数のクラウドを管理できます。
また、MultCloudはデータの転送にはAES 256bitで暗号化され、データ通信で利用したデータはキャッシュしません。クラウドサービスへの認証にも「OAuth認証」を使用するので、MultCloudがパスワード情報を一切保管しません。セキュリティに心配する必要がありません。
前述の通り、MultCloudはWebサービスですので、Chrome、または他のブラウザーを開いて検索ボックスに 「MultCloud」と入力して検索するか、MultCloudのHPのURLを入力して直接アクセスします。 MultCloudはAndroidスマホ向けの最も使いやすいマルチクラウド管理ツールといっても過言ではありません。
初めての方はアカウントを作成しておく必要があります。または仮アカウントでMultCloudを体験してください。
MultCloudは30個以上のクラウドサービス（G Suite、Google Photos、MEGA、Amazon S3、FlickrやpCloud...）に対応できます。MultCloudの豊かな機能を活用することで、クラウドストレージヘビーユーザーも楽になります。
MultCloudのホーム画面はWindowsのエクスプローラようなクラウドストレージ管理のインタフェースです。MultCloudにクラウドストレージサービスのアカウントを追加すると、ファイルの表示、クラウド間でのコピーと貼り付け、アップロード、ダウンロード、名前の変更、削除、共有などができるようになります。その中でも、コピー・ペースト機能は最も使われていると思います。ファイルを複数のクラウドストレージに簡単に複製できます。
また、アップロードと共有などの高性能な機能もあります。「リモートアップロード」機能ではURLよりファイルを直接にクラウドストレージにアップロードできます。ご興味がある場合は、この記事を参考にしても良いと思います：OneDriveへのリモートアップロード。「共有」機能を使用すると、トップクラスのセキュリティレベルでさまざまな種類の共有リンクと共有フォルダを作成できます。
「クラウド転送」機能を使用すると、OneDrive別アカウントへのファイル移動することができます。「クラウド同期」機能を使用すると、Googleドライブをバックアップ・同期できます。スケージュール機能と併用することで、クラウドストレージの自動バックアップも実現できます。
より詳しい情報はMultCloudのホームページで確認できます。