2つ以上の異なるクラウドストレージサービスを一括管理するにはどうすればよいでしょうか。この記事は、MultCloudを利用し複数のクラウドストレージサービスを統合管理する方法について説明します。
クラウドストレージ(または、オンラインストレージ)とは、インターネット上にデータを保管できるサービスです。優れたクラウドストレージサービスがたくさんありますが、それぞれ独自の機能があります。
クラウドストレージサービスの無料ストレージはメーカーごとに異なっていますが、Googleドライブは15GB、Dropboxは2GB、またOneDriveでは5GBの無料ストレージを提供していて、データ保存には全然足りないですね。そこで、より多くの無料容量を得るために、複数のクラウドアカウントを作成しているユーザーが少なくないです。 また、用途の使い分けに複数のクラウドドライブを持っているユーザーも多数います。
では、複数のクラウドストレージアカウントを持っている場合は、そのすべてのクラウドストレージを一括管理できる方法があるのでしょうか?今回の記事ではクラウドストレージアカウントを切り替えなく、複数のクラウドストレージを一括管理する方法を解説します。
ここでは無料で高性能のクラウドストレージ転送サービスのMultCloudを強くお勧めします。このWebサービスにクラウドストレージを一回追加して、エクスプローラーのようにすべてのクラウドストレージを管理できます。データの転送もコピペだけ、後は全部MultCloudに任せてバックグラウンドで転送を実行します。また、PCにダウンロードせずにWebファイルをURLよりクラウドストレージに直接アップロードすることもできます。
Multcloudは、データの転送中に256ビットのAES暗号化技術を適用して、データの安全性を保護できます。MultCloudはクラウドドライブのパスワードを保存せず、データやファイルもキャッシュしたり、保存したりしません。
Multcloudを使用すると、Dropbox、Amazonドライブ、Googleドライブ、Box、OneDrive、MEGA、pCloudなど30個以上のクラウドドライブを取りまとめて管理できます。さらに、クラウドドライブごとに無制限のアカウントを追加できます。
では今から、MultCloud経由で複数のオンラインストレージを一括管理する手順について解説します。ここでは2つのGoogleドライブアカウントを例とします。
MultCloudは無料でも十分な機能を利用できるWebサービスです。まず、MultCloudのアカウントを作成します。
MultCloudにサインインします。左上にある「クラウドを追加」をクリックして、ガイダンスに従ってクラウドアカウントをそれぞれMultCloudに追加します。ここではGoogleドライブを例とします。
MultCloudを利用して、クラウド間でデータの転送、同期などができます。
「クラウド転送」を選択します。次の画面に2つのGoogleドライブアカウントをそれぞれ転送元と転送先として指定します。「今すぐ転送」をクリックすると、転送がスタートします。
「クラウド同期」を選択します。次の画面に2つのGoogleドライブアカウントをそれぞれ同期元と同期先として指定します。「今すぐ同期」をクリックすると、同期がスタートします。
ヒント:
上述の通り、MultCloudを利用して複数のクラウドストレージサービスを統合管理できます。同期、転送のほか、クラウドストレージ間のバックアップ、共有も手軽にできます。
また、MultCloudはデータの転送にはAES 256bitで暗号化され、データ通信で利用したデータはキャッシュしません。クラウドサービスへの認証にも「OAuth認証」を使用するので、MultCloudがパスワード情報を一切保管しません。
より詳しい情報はMultCloudのホームページで確認できます。