この記事では、写真や動画をOneDriveに自動的にアップロードする方法を紹介します。もちろん、全ての写真ではなく、一部の写真だけアップロードしたいユーザーたちに手動で写真をOneDriveにアップロードする方法も解説します。
情報化時代の今では、重要なファイル（写真、動画、音楽、ドキュメントなど）をオンラインクラウドに保存するユーザーも増えています。オンラインストレージはハードディスクやUSBメモリなどより、安価なだけでなく、プライバシーとセキュリティの面も信頼できます。また、各オンラインストレージも近年それぞれ進化しています。自動同期や自動アップロードなどの機能も続々開発されています。
OneDriveは、Microsoft Office社により提供されるクラウドストレージサービスです。OneDriveを利用するには、Microsoftアカウントが必要です。ユーザーは書類や写真などのデータをOneDrive上に保存、アップロードでき、インターネットさえ接続していれば、どこからでもいつでもOneDrive上のデータにアクセスできます。デバイスがインターネットに接続できる限り、いつでも好きなときに写真にアクセスできます。さらに、モバイルアプリに搭載されているOneDriveカメラアップロード機能を使えば、写真を自動的にOneDriveに保存することができます。
この記事では、iPhone、Android携帯、パソコンからOneDriveに写真を自動保存する方法をステップバイステップでご紹介します。
大容量のストレージ
OneDriveは無料で5GBのストレージ容量をしか利用できませんが、Microsoft 365サービスの一環としてほとんどのユーザーはMircrosoft 365の定期購読を購入していて、1TBまでの容量を利用できます。
優れた写真管理システム
もちろん、OneDriveは写真の管理ツールとしてもWindows標準のフォトアプリとの連携は便利ですし、スマホアプリでのアルバム機能やカメラからの自動アップロードも優れています。
強力なセキュリティ対策
OneDriveでは「個人用Vault」という特別な機能があります。通常、OneDriveにアクセスには、顔と指紋の検証やメールまたは SMS送信されるコードなどが必要です。しかし、この「個人用Vault」新機能によって、OneDriveにアクセスした後一定期間操作を行わない場合は、自動でロックされます。アクセスするには再認証が必要になります。
iCloudとGoogle Photosと同様に、OneDriveもOneDriveの一方向同期を簡単に実現できる優れたモバイルアプリケーションを提供しています。iPhoneの写真をOneDriveにアップロードしたり、Android携帯の写真を自動的にOneDriveにアップロードしたりすることができます。お使いの携帯電話にアプリをダウンロードしてインストールし、「カメラアップロード」機能をオンにするだけです。
ステップ 1. App Storeからアプリをダウンロードします。
ステップ 2. OneDriveまたはOneDrive for Businessアカウントを開き、サインインします。
ステップ 3. アカウントアイコンをタップし、「設定」を選択します。
ステップ 4. 「カメラのアップロード」をタップし、右側の歯車ボタンをタップします。
ステップ 5. OneDriveアカウントに写真をアップロードすることを確認します。すると、OneDriveアプリが自動的にiPhoneの写真やビデオをOneDriveアカウントにアップロードします。
ヒント：
ステップ 1. Google PlayからOneDrive Androidアプリをダウンロードし、Android携帯にインストールします。
ステップ 2. アプリにサインインし、左上の「Me」アイコンをタップします。
ステップ 3. 「設定」＞「カメラのアップロード」をタップし、横の歯車ボタンをオンにします。
ステップ 4. 写真をアップロードするOneDriveアカウントを確認します。すると、OneDriveアプリがAndroid携帯の写真をすぐにアカウントにアップロードします。
ヒント：「追加フォルダ」をタップして、スクリーンショットのようなフォルダをすべて含めることができます。
写真が元々コンピュータに保存されていたり、カメラからエクスポートされたものであれば、様々な方法でコンピュータからOneDriveに多くの写真やドキュメントや音楽などの他のファイルを簡単に追加することができます。そして、OneDrive上で写真を共有し、いつでもどこからでも便利にアクセスすることができます。
普段使っているブラウザによっては250GBまで写真をアップロードできるとはいえ、OneDriveウェブサイトへの写真のアップロード速度が遅いため、この方法ではサイズの小さい写真を数枚しかOneDriveにアップロードできない可能性があります。
ステップ 1. 個人のOneDriveまたはOneDrive for BusinessアカウントでOneDrive公式ウェブサイトにログインします。
ステップ 2. 「アップロード」をクリックし、ファイルエクスプローラー／ファインダーでOneDriveにアップロードしたい写真に移動します。
ステップ 3. ポップアップウィンドウで「開く」をクリックすると、選択した写真がOneDriveアカウントにアップロードされます。
注：ファイルエクスプローラーやFinderからOneDriveウェブに直接写真をドラッグ＆ドロップすることもできます。
OneDriveは、Windows 11/10およびMac用のOneDriveデスクトップアプリケーションの助けを借りて、クラウドに大容量ファイルをアップロードするための高速な方法を提供します。ファイルやフォルダをローカルフォルダからファイルエクスプローラまたはFinderのOneDriveフォルダに移動するだけで、OneDriveにアップロードできます。
ステップ 1. お使いのコンピュータにOneDriveデスクトップアプリをダウンロードしてインストールします。
ヒント：Windows 11/10コンピュータには、OneDriveデスクトップアプリがプリインストールされています。
ステップ 2. アプリにサインインすると、OneDriveフォルダがコンピュータに作成されます。
ステップ 3. OneDriveにアップロードしたい写真をコピーし、OneDriveフォルダに貼り付けます。そして、写真が一度にクラウドにアップロードされます。
ヒント：パソコンでローカルフォルダとOneDriveフォルダを同時に開くと、ローカルからクラウドへ写真をドラッグ＆ドロップするだけです。
ローカルからクラウドに写真をアップロードするためにOneDriveウェブサイトを使用すると、各写真のサイズが大きく、ネットワーク速度が不安定なため、多くの時間がかかる可能性があります。また、OneDriveデスクトップアプリは、コンピュータにインストールした後、ローカルストレージの一部を占有します。
それに、OneDriveは無料ユーザーに5GBのストレージ容量しか提供しないため、より多くの無料容量を得るために、多くのユーザーは複数のOneDriveアカウントを持っています。前述の方法は確かにOneDriveに写真をアップロードするのに役立ちますが、複数のOneDriveアカウントをお持ちの場合は、アカウントを切り替えなくてはなりません。
では、複数のOneDriveアカウントにアップロードできる方法はありますか？はい、ここでは最高のマルチクラウド管理ツールMultCloudを強くお勧めします。
MultCloudは、複数のクラウドストレージを1箇所で統合管理でき、クラウド間でデータの転送、同期などを行えるWebアプリサービスで、OneDrive、Flickr、Googlドライブ、Dropboxなど30個以上のクラウドストレージに対応可能です。ご利用のすべてのOneDriveアカウントをMultCloudに追加でき、MultCloudのアップロード機能を利用して、アカウントを切り替えることなく、それぞれのOneDriveアカウントに写真や動画のファイルをアップロードできます。
OneDriveアカウントを追加すれば、写真やビデオをOneDriveに素早くアップロードできます。
ステップ 1. MultCloudにサインアップ
MultCloudにアクセスして、無料のアカウントを作成します。ご希望のメールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力する必要があります。次に、「アカウントを作成」をクリックします。
ステップ 2. すべてのOneDriveアカウントをMultCloudに追加
「クラウドを追加」をクリックして、OneDriveのアイコンを選択します。案内に沿ってOneDriveアカウントをMultCloudに追加します。
注：
ステップ 3. OneDriveにアップロード
OneDriveを開き、インターフェース画面の上にある「ファイルをアップロード」をクリックし、ポップアップウィンドウでターゲット写真を見つけて選択して、「開く」をクリックすると、アップロードタスクが開始されます。
ヒント：普通の「アップロード」機能以外、MultCloudはユーザーに「リモートアップロード」という特別なアップロード方法も提供しています。「アップロード」はファイルやフォルダをアップロードに役立ちます。「リモートアップロード」はURLやリンクでアップロードできます。MultCloudインターフェースの左上側にある「リモートアップロード」を選択し、「タスクを作成」をクリックするとURLでOneDriveにアップロードできます。
以上はiPad/iPhone/Androidスマホ/Windows/macOSからOneDriveに写真や動画を自動的にアップロードする方法です。自動的にアップロードしたい場合は、OneDriveアプリをダウンロードして、自動アップロードを設定することをお勧めします。
また、記事で紹介したクラウド管理ツールMultCloudですが、「アップロード」機能以外、「クラウド転送」、「クラウド同期」、「クラウドバックアップ」などの機能も備わっております。例えば、MultCloud の「クラウド同期」機能を利用して、OnedriveとGoogleフォトの間で写真を同期することができます。MultCloud を利用して、ダウンロード、削除、名前変更、切り取り/コピー、共有などオンラインOneDriveのようにデータをより適切に管理することもできます。例えば、MultCloud 経由でOneDriveとDropboxの間でファイルをコピーすることもできます。